アローラ!
シーズンM-1は一定独自性のある山でまずまずの結果が伴い、レギュレーションM-Aは一旦満足した。
最強の構築を求める旅はPJCS出場者に任せて、別の角度からこのレギュレーションに向き合いたい。
レギュレーションM-Aの特徴の一つにどうぐが少ないというものがありここに着目した。
フォーマット(シングル/ダブル)によって採用されるどうぐに傾向があるのが従来であったが、強いどうぐが限られる今レギュにおいてはその差が小さいため、両フォーマットを戦う構築を組みやすいのではないかという仮説を立て検証してみることにした。持ち物がそれを持たせたポケモンの役割を定義するのであれば、持ち物から構築を組むこともできるというアプローチはシングルではされていたという印象で、その役割をダブルバトルでも通用する形に歪めるイメージ。
なお、シングルバトルはほとんどやらないため初心者レベル。たまに構築記事を読む程度。
使用構築

戦績


シングル:最終R1950.828, 7452位
ダブル :最終R1953.408, 2907位
2000-2000を目指したかったが実力も時間も足りず、悔いが残る結果ではある。
構築経緯
シングルの軸を4体・ダブルの基本選出を4体としても、少なくとも2体は両フォーマットで選出することになる。この枠は汎用性を求められるが選択肢が限られるため構築の核として最優先で決めたい。
持ち物からのアプローチ
構築記事から持ち物の傾向を洗い出してみた。

メガを2枠とすると残り4枠を決める必要があるが、タスキ/スカーフ/オボン/たべのこし が無難になりそう。プレイヤーの力量を考えるとシングルに寄せるくらいの方が良いというのもある。
2つのメガ枠は基本選出内に両方採用されることはないため、フォーマットに最適化した型で採用できる。片方のフォーマットに全く出さないとしても、選出画面での仕事はできるため気にかけたい。
各持ち物が定義する役割の理解
・オボンのみ
”クッション枠の受け出し回数を増やす”という役割は両フォーマットで共通しているが、具体的なポケモンに落とし込むと、ダブル視点ダメージレースへの関与が弱かったり、シングル視点ステルスロックがきつかったりダブル特有の技を採用したくなってパワーを落としかねなかったりと難しい。
ダブルバトルにおいては対面から集中攻撃を耐えて行動するためのアイテムであることが多く(ガブリアスやリキキリンに持たせる場合のそれ)、そのターンに大きなアドバンテージを得るための技が必要になるが、シングルのクッション枠には試合を決めきるような技を採用することが難しい。
・たべのこし
クッション枠という点ではオボンのみと似通った部分があるが、詰ませや守るとのシナジーという特色がある。
守るとのシナジーがあれどダブルバトルで微々たる回復を活かすことは難しく、ねこだましやこの指とまれ等のサポートやグラスフィールドとの相乗によって真価を発揮するためレギュレーションやこの取り組みと合わない。
・きあいのタスキ
シングルバトルにおいては行動保証を持たせるものであり、対面的な打ち合いや積みエースに対しての切り返しとしての役割が大きい。
ダブルバトルにおいては勿論自身の行動保証という意味合いもあるが、最低でも2回攻撃を要求することで間接的に隣のポケモンの被弾を減らす効果もある。無論放置されてしまってはその役割が薄くなるため、強力な盤面干渉性能が求められる。おいかぜアンコールを持つエルフーンやおはかまいりによる圧が大きいイダイトウが好例。
・こだわりスカーフ
両フォーマットにおいて行動保証を持たせるという役割で共通している。トリックやすりかえがある場合、役割を拡張できる。技構成がフォーマットを跨いで似たようなものになりやすい。
ダブルバトルにおいては隣のポケモンによる行動順のサポートを得られること、守るで技を見てから行動される可能性があること、ねこだまし耐性の有無により持たせるポケモンを選ぶなどの理由からシングルバトル程採用率は高くない
・メガストーン
ダブルバトルでの汎用性を持たせることを重視した際、クッション枠に回復技を採用することが難しくなる。シングルのメガシンカ枠に回復技を採用できるとサイクル戦になったとき一方的に疲弊する展開を避けられる。
あるいは強力な崩し性能があると好ましい。
ダブルバトルでは強力な全体技を持つメガシンカ枠をエースとして採用したい。そもそもM-Aのプールでは一般枠に高火力全体技を求めることが難しく、メガシンカ枠がそれを担う構築が多く結果を残している。
役割を具体的なポケモンに落とし込む
オボンのみを持たせるポケモンから考え始めることにした。ダメージレースへの参加貢献ができることを条件に絞ると選択肢が少ない中で最終的にガブリアスを選択した。ステルスロック+ドラゴンテールが、ダブルでもリザードンやガオガエンへの削り、トリックルーム・滅びゲンガー・ブリジュラスの要塞化を狙う行動への対抗手段として機能することを確認できたことが決め手となった。
ダブルバトルでじしんを強く使うために、取り巻きは浮いているかまもるを採用できるかのどちらかが望ましい。
ガブリアスを先発に置くことを想定した際、竜氷妖に対する引き先を用意する必要があった。それらをすべて半減以下に抑えることができるギルガルドをクッション枠として採用することに。キングシールドを採用できることからダブルバトルでの立ち回りの幅も担保できる。
併せてスカーフ枠としてギルガルド相性の良いサザンドラの採用も決めた。特性:ふゆうによりガブリアスとの横の相性も良い。
シングルのメガシンカ枠を考える。
崩しの要素が薄いためそれを担うポケモンを採用したい、ということでちょうはつを持ったつるぎのまいエアームドに至った。回復技を持つことで構築のサイクル性能の引き上げ、若干不安な対ガブリアスに絶対的な性能など欲しい要素を十二分に持っている。
ダブルのメガシンカ枠はリザードンYに。強力な全体技を持つことは必須条件と考え、ガブリアスのじしんを使いやすいことからこのポケモンに。
きあいのタスキ枠はガブリアスを構築に入れる以上じしんに巻き込まれないかまもるを持つことは重要だという認識になった。浮いているポケモンからきあいのタスキと相性の良いポケモンを見つけることが難しく、まもるを自然と採用できるクエスパトラに落ち着いた。
ということで最終的に使っていた並びはこうなった。試行錯誤している様はYouTubeチャンネル に残しているので他にどんなポケモンを試したか気になる物好きの方がいればそちらもぜひ。
構築紹介
特性:さめはだ
能力ポイント:H32 A0 B26 D5 S3
実数値:215-165-141-90-110-125
HB:なるべく高く
HD:C227メガフラエッテのダブルダメージマジカルシャイン乱数1(2/16)
S:同型ミラー意識で若干伸ばした
技構成:じしん/ドラゴンテール/まきびし/ステルスロック
レギュレーションM-A最強のポケモン。ドラゴンテールは過去採用したことがあったため疑いはなかったが、ステロはともかくまきびしまではやりすぎかとも思ったがそんなことは無かった。
特性:バトルスイッチ
能力ポイント:H32 C30 D4
実数値(シールド):167-*70-160-110-164-72
実数値(ブレード):167-160-*70-209-*74-72
C:11n
技構成:シャドーボール/アイアンヘッド/かげうち/キングシールド
ブリジュラスを大きく削るためのC振りシャドーボール、メガフラエッテへの打点として物理のアイアンヘッド、なんだかんだ便利なかげうち、体力管理のためのキングシールド。
特性:ふゆう
能力ポイント:B1 C32 D1 S32
実数値:167-112-111-194-111-150
技構成:りゅうせいぐん/あくのはどう/かえんほうしゃ/とんぼがえり
テンプレ
特性:くだけるよろい->すじがねいり
能力ポイント:H32 B9 S25
実数値(メガ前):172-100-169-54-*90-126
実数値(メガ後):172-160-139-54-120-170
S:最速ガブリアス+1
技構成:ブレイブバード/つるぎのまい/はねやすめ/ちょうはつ
ダブルでの選出をする場合を考え、初めはちょうはつのところをアイアンヘッドで使っていたが、全く出さなかったため受け崩し性能に振り切った。メガシンカを温存する立ち回りも多く使っていて楽しいポケモンだった。
特性:もうか->ひでり
能力ポイント:H12 B31 C1 S22
実数値(メガ前):165-*93-129-130-105-156
実数値(メガ後):165-111-129-180-135-156
HB:A200不一致がんせきふうじ乱数1(1/16)
S:準速102族+2
技構成:ねっぷう/ウェザーボール/ソーラービーム/まもる
構築にダメージを引き上げる要素(撒きもの、ルミナコリジョン)はあれどS操作手段が無いためBSベースで使ってみた。シングルではメガミミロップがいる対面系の構築に対して出すことがあった。
特性:かそく
能力ポイント:H1 B1 C32 S32
実数値:171-72-81-153-80-172
技構成:ルミナコリジョン/マジカルシャイン/スキルスワップ/まもる
シングルでは基本的にルミナコリジョンしか打たないため、ダブルバトルで手動あまごいへの対抗手段としてスキルスワップを採用してみた。
選出
シングルは下手過ぎて先発出し負けが多発。書けることが無い。
ダブルはアドリブ。構築段階で勝ち筋を明確にしてないからありあわせでやり繰りせざるを得ない。
先発はガブリアスを出してステロドラテで場を荒らすか、リザードン+クエスパトラと出してルミナコリジョン+ねっぷうで押していくかの2択であとは流れで。
おわりに
ポケモン対戦の楽しみ方はいろいろありますが、構築を考えるのが好きな人はこういう取り組みをしてみるのも面白いのではないでしょうか。







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